オリジナルデスクの作り方 – 購入からDIY
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オリジナルデスクの作り方 - 購入からDIY

私はWebデザイナーとして自宅事務所で働いています。これまで利用してきたデスクが手狭になってきたので、大きなサイズのデスクを自作。半年ほどかけてカスタマイズしてきて、快適に作業できる環境が整ってきました。

今回は、オリジナルデスクの購入からDIYの方法について紹介します。リーズナブルにおしゃれなデスクが欲しい方はぜひ参考にしてみてください。

オリジナルデスクの作成理由

Webデザイナーとしてのデスクワークと、写真撮影できるスペースがそれぞれ欲しくて、大きなデスクを購入しようと決めました。

デスクワークスペースの写真
デスクワークスペース
写真撮影スペースの写真
写真撮影スペース
広いデスクの写真
それぞれのスペースがあり、撮影後デスクワークにシームレスに移行できるのはうれしい

ただ、市販されているものは大きくても横幅180cmまでしか見つからない。
現在の事務所スペースなら横幅245cmまでのデスクを設置できる。せっかくならつなぎ目がないシームレスなデスクが欲しい。

無いなら自分で作ろうとネットで「デスク + 自作」を検索したところ、デスク自作はさほど難しくないことが分かりまして。費用も市販のおしゃれデスクと比べると1/2から1/3程度なのでかなりリーズナブルなのもうれしい。

これは自作しかないと、早速必要なものを購入しました。

オリジナルデスクを作る上で用意したもの

オリジナルデスクを作成する上で用意したものを紹介します。

  • デスク天板
  • デスク脚
  • ワトコオイル
  • 刷毛
  • プラスチックカップ
  • サンドペーパー
  • ハンドサンダー
  • ウェス、もしくはキッチンペーパーなど
  • 鬼目ナット
  • 小型の電動ドライバー
  • 六角レンチ
  • 木工用ボンド

デスク天板

1番重要な部分なので、時間かけて悩みました。悩みに悩んで、デスク天板の購入先は木材通販をしているマルトクショップに決定。
決め手は、価格と問い合わせ時の対応の良さです。

サイズの選択

サイズ
235cm x 75cm x 3cm

横幅は235cm。最大横幅245cmなのですが、左右に余裕が欲しくなりそうなので横幅235cmにしました。

奥行きは75cm。以前使用していたデスクも75cmで使い勝手がいいのを知っているので、迷わず75cm。

厚みは3cm。木材は湿度の高い時期に空気中の水分を吸収すると、反りが発生してしまうとのこと。できるかぎり反りにくくするため、マルトクショップでの最大幅3cmにしました。

素材の選択

次に、素材。
初めは、質感と見た目の良いウォルナットで探していましたが、調べてみると他の木材でも質の良いものがあることが分かりました。実際に見てみないと分からないので、サンプルを取り寄せました。

木材サンプルの写真
サンプルは1種類につき110円〜オーダー可能

実際にさわってみると、触り心地はどれも一緒。見た目の違いはあるものの、塗装してしまえばそこまで気にならない差であると思います。サンプルからウォルナットとアカシアまで絞り込みました。

最後の決め手がないのでマルトクショップに問い合わせてみたところ、「ウォルナットとアカシアは見た目の差があるだけで、素材の質感や強度はそこまで変わらない。」とのことだったので、価格が半分のアカシアに決めました。

ウォルナットとアカシアの価格差(送料・オプション除く)

ウォルナット(集成材・節や白太あり)
49,430円
アカシア(集成材・節や白太あり)
24,390円

ちなみに、マルトクショップでは種類によって無垢板と集成材が選べます。アカシアは集成材のみだったので選択肢がないのですが、ウォルナットは無垢板と集成材が選べます。マルトクショップでの定義は以下です。

無垢板
丸太から切り出したままの木材。高価。
集成材
幅30mm程度 × 長さ250mm~350mmくらいの細かな木材をフィンガージョイントで縦継ぎで仕上げた木材。リーズナブル。

無垢板の方が見た目が好まれるようですが、私は集成材でも気になりません。また、集成材の方が反りにくいとのなので、大きいサイズの天板であれば集成材の方がいいかと思います。

ウォルナット 無垢板・集成材の価格差(送料・オプション除く)

ウォルナット(無垢板・長さ最長210cm)
89,680円
ウォルナット(無垢板・節や白太あり)
74,890円
ウォルナット(集成材・節や白太あり)
49,430円

オプションの選択

次に、マルトクショップでは木材に加工や塗装のオプションをつけられるので、以下の内容を選びました。

  • 面[A] : 糸面 + 磨き
  • 面[B] : 糸面 + 磨き
  • 面[C] : 糸面 + 磨き
  • 面[D] : 糸面 + 磨き
  • 反り止め : 無し
  • ジャストカットの有無 : 有り

面[A]から[D]は、デスク天板の横面の処理。角を処理していないとデスクワーク時に腕が当たって痛くなるので、角を落として丸みをつける必要があります。

反り止めは、デスク天板が湿気で反りにくくするために、金属の金具を取り付けることができます。

ジャストカットの有無は、横幅は自分でカットして調整したい場合にのみジャストカット無しを選びます。通常は寸法どおりにジャストカット有りを選びます。

私は、自分で表面の処理をおこなうので、最低限の加工で注文しました。
他にも、塗装や四隅の角のR加工、穴開け、溝加工などのオプションがありますが、それらもなし。

デスク天板の価格が26,290円、送料7,900円となりました。送料は仕方ないですが、天板の価格はこのサイズでは破格だと思います。

ちなみに、デスクの1般的なサイズ140cm x 65cm x 2.5cm のアカシア天板で、最低限オプションつけた(私のものと同様)価格は以下です。

アカシア天板 140cm x 65cm x 2.5cm (4面の糸面+磨き)
11,760円

また、マルトクショップでは塗装オプションがあるので、デスク脚をつけるだけで完成させることもできます。手間をかけたくない場合は塗装まで依頼すると以下の価格。

アカシア天板 140cm x 65cm x 2.5cm (4面の糸面+磨き & 塗装)
26,490円

送料は分かりませんが、だいぶ安価に購入が可能となります。

デスク脚

デスク脚は、かなでものの『THE LEGS / スクエア 配線孔付き × Black Steel / 2脚セット』をチョイス。

アイアン素材で硬質なのと、形状が四角、配線孔付きが決め手で購入しました。

このデスク脚は1つにつき8箇所ボルトでしっかり留めるので、反り止めの効果があります。

デスク脚が反り止め効果があることを示す写真
脚1つにつき8箇所ボルト留めするので反り止め効果あり

また、配線孔は、デスク脚の中にケーブルを隠す仕様。私は部屋のコンセントからデスク裏面のケーブルトレーまでをつなぐ延長コードを隠しています。ケーブルモールなどを使用せず、だいぶすっきりした見た目になりました。

かなでものの配線孔つきデスク脚の上部分の写真
配線孔の上側。ここから天板裏のケーブルトレーへ
かなでものの配線孔つきデスク脚の下部分の写真
デスクを横に倒した状態。配線孔の下側。脚の下からコンセントへ
おしゃれなパッケージの写真
おしゃれなパッケージ
<木ネジ・ボルト・ワッシャー・六角レンチが入っていることを知らせる写真
木ネジ・ボルト・ワッシャー・六角レンチなどが入っている

ちなみに、かなでもののデスク脚以外の選択肢が2つありました。

配線孔がないのでやめましたが、もし予算をおさえたい、配線孔はいらないという人はこれらも選択肢に入るかと。Amazonには多数のデスク脚があるので、デスク天板のサイズに合わせたものを選ぶといいと思います。

最小構成デスクの価格

最小構成のデスク組み合わせも紹介しておきます。1般的なデスクサイズ140cm x 65cm x 2.5cm のアカシア天板に、上記のデスク脚を合わせたときの天板+脚の価格がこちら。

アカシア天板 + AIS テーブルキッツ脚ハイタイプ
10,500円 + 7,351円 = 17,851円(送料・オプション別)
アカシア天板 + uyoyousテーブル脚用鉄製フィッティング
10,500円 + 13,999円 = 24,499円(送料・オプション別)

圧倒的にリーズナブルに購入できるのがオリジナルデスクの良いところですね。

ワトコオイル、刷毛、プラスチックカップ、ウェス、もしくはキッチンペーパー

塗装道具セットの写真
塗装道具。左から刷毛・プラスチックカップ・ワトコオイル・ウェス

木材を守る保護性能があるワトコオイル。ペンキとは異なり、木目を生かした塗装ができます。
カラーはダークウォルナットを選びました。落ち着きを感じる見た目になります。

ワトコオイルとは?

亜麻仁油を主成分に塗装しやすいよう配合された木材に浸透する塗料です。木材本来の質感や木目を残しながら、自然な色に塗装できます。

ワトコオイルをプラスチックカップに注いだ写真
プラスチックカップにワトコオイルを注いで刷毛で塗る。この量で余ったので注ぐ量は少なくて良い

プラスチックカップにワトコオイルを注ぎ、刷毛(ハケ)で塗っていきます。
ウェスはサンディング(ヤスリがけ)やワトコオイルを塗った後に拭きとるために使用します。これはキッチンペーパーでも代用可能です。

私は1Lを選びましたが、数回分であれば200mlで十分だと思います。

サンドペーパー

サンディング道具の写真
サンディング道具。ハンドサンダー・#240・耐水#400

デスク表面を滑らかな質感に加工するには必須のサンドペーパー。今回は#240 と 耐水#400 を用意しました。

ハンドサンダー

ハンドサンダーの写真
ハンドサンダーありなしで効率が大きく変わるのでぜひ用意したい

ハンドサンダーありなしではサンディングの効率が全然違います。無垢材のデスクを使用していると、サンディングのメンテナンスが必要なので、ハンドサンダーは購入しておいた方がいいです。価格はAmazonで1,150円(私が購入した時の価格)。紙やすりも12枚ついてくるのでお得ですよ。

鬼目ナット

鬼目ナットの写真
鬼目ナットがデスク脚を固定する際のボルト穴になる

鬼目ナットは、デスク脚をとりつけるボルト穴です。

天板に直接木ネジで固定してもいいのですが、引っ越しなどでデスク脚を外して引っ越し先で再度とりつけをおこなうとネジ穴の強度が弱くなります。鬼目ナットで加工してとりつければ、何度はずしても強度は変わりません。

私は鬼目ナットで加工しておきました。
今後引っ越し予定がまったくない、もしくは脚を外さなくても運び出せるのであれば直接木ネジで固定でいいと思います。

小型の電動ドライバー・ドリルビット

小型の電動ドライバー・ドリルビットの写真
小型の電動ドリルはDIYにピッタリ

鬼目ナットをとりつける穴を16箇所あけるので、電動ドライバーが必要でした。手動で穴をあける道具もありますが、16箇所の穴あけは疲れるのでこちらおすすめです。DIY程度の作業であればこの電動ドライバーは便利なので、このサイズのものは1つ持っておくと重宝します。

六角レンチ

六角レンチの写真
デスク脚用のボルトと鬼目ナットを締めつける六角レンチ

六角レンチは2種類必要です。鬼目ナットを締めつけるときと、デスク脚を固定するボルトを締めつけるときに必要になります。鬼目ナット用は自身で用意し、デスク脚のボルトはかなでもののデスク脚についていたのでそれを使用しました。

木工用ボンド

木工用ボンドの写真
木工用ボンドは無くてもいいかも

鬼目ナットをとりつける際、天板に固定させるために木工用ボンドを使用しました。無くても問題ないと思いますが、調べたらみなさんつけていたので私もご多分に洩れずつけて固定してあります。

デスク天板購入時に注意した方がいいこと

デスク天板の配送

マルトクショップでは、デスク天板の重さが30kg以上になると、配送業者の営業所止めるになる場合があるので注意が必要です。私が購入した天板は30kg以上なので営業所まで受けとりにいきました。デスク天板が入る車がないときびしいと思います。

私がこれを知ったのは天板の加工後発送直前、発送が予定より遅れる電話がきた時でした。購入ページ内には記載がなく、記載があるのは「ご利用ガイドページ」と、仮注文後に送られてくる見積もりメール。見落とた私が悪いのですが、正直分かりにくい。
購入ページに注意事項として掲載して欲しかったです。

ちなみに、配送業者にマンション3階(エレベーターなし)まで配送してもらう場合、追加で28,000円と言われました。送料合計35,900円…商品より送料が高くなる。これは無理。

デスク天板のサイズと重さ

マルトクショップの購入フォームページは、デスク天板のサイズを入力すると価格と重量が自動計算されて表示される仕様です。

注文時にアカシアの天板の重さ約34.3kgを確認していて、「35kgくらいなら1人で持てるかな。」と思っていたのですが、配送業者からのメールで確認したところ重量が65kgと2倍弱の違いがありまして。そんなの1人で持てません。

ダンボールが重いのかなと思いましたが、簡易梱包を選んでいたので天板に直接ダンボールを2重巻き状態。さすがにダンボールだけで30kgあるとは思えない。

配送業者の計測間違いも考えましたが、その場合送料変わってくると思うので、その間違いは考えられない。となると、マルトクショップのフォーム設定で間違いがあるのかなと思います。未だに謎。

大きいサイズのデスク天板を購入したい人は、注文前に問い合わせてみることをおすすめします。

オリジナルデスクの作り方

いよいよオリジナルデスクを作っていきます。

  1. デスク天板の裏面をサンディングする

    サンディングしている途中の写真
    丁寧にサンディングすることで滑らかな手触りに

    デスクの質を決めるのが手触り。

    私は今回デスク天板を購入する前に家具屋を巡って、いろいろなデスクやテーブルをさわってきたのですが、同じ種類の木材でも商品によって手触りが違います。ネットを調べてみると、手触りはサンディング(やすりがけ)で変わるとのこと。

    今回のオリジナルデスク作成のなかでサンディングはかなり時間をかけました。

    施工前のデスクの写真
    施工前の状態。見た目は悪くない、手触りは微妙です

    ハンドサンダーのサイズに合わせてカットしてセット。まずは、デスク裏面をサンディングしていきます。

    細かい削りカスの写真
    細かい削りカスが出るので強風時は窓を閉めたほうがいい

    細かい削りカスが出るので、風の強い日は窓を閉めた方がいいです。

    サンディングはに2種類の紙やすりでに2回おこなうのですが、1回目は少し粗めの#240で表面のざらつきを削ります。全体を入念にサンディングしたら、ウェスで拭きとります。

    ちなみに、ウェスを使うと削りカスを絡めて拭きとれるので、掃除機要らず。キッチンペーパーも良いとは思いますが、天然木の定期的なメンテナンスを考慮するとウェスがあると便利です。

  2. ワトコオイルを塗る

    ワトコオイルをデスク裏面に塗っていきます。

    塗装途中の写真
    薄くまんべんなく塗装する

    本来ならに2度塗りした方がいいのですが、デスク裏面は1回にしました。
    塗り終わったら、30分ほどおきワトコオイルを浸透させます。

    ワトコオイルが浸透している写真
    裏面のみに塗装した状態。写真のようにワトコオイルが浸透すればOK

    浸透後、ウエスを使って表面に残ったワトコオイルを拭きとっていきます。

    ワトコオイルを拭きとっている写真

    ウエスで拭きとったあと、1時間ほど乾燥させます。乾燥するとベタつきがなくなるので、それを目安にします。

  3. 鬼目ナット用の穴をあけ、鬼目ナットをとりつける

    ワトコオイルが乾燥したら、鬼目ナット用の穴を開けていきます。

    まず、穴あけの前にデスク脚を取りつけたい位置に置き、鉛筆などで印をつけていきます。

    ちなみに、注意点として木のフシは固く穴が開かないのでずらした方がいいです。

    木のフシは固く穴が開かなかった写真
    木のフシは穴が開きにくいのでできるかぎり避ける

    私は間違って木のフシ部分に被ってしまい、頑張ったのですが硬すぎて開きませんでした。仕方なくここはボルト留めなしに。

    小型の電動ドライバーに木工用ドリルビットをつけて穴あけしていきます。

    小型の電動ドリルとドリルビットの写真
    小型の電動ドリルとドリルビット

    穴が深くならないように、鬼目ナットのサイズに合わせてマスキングテープを貼って目印をつけておき、穴あけします。

    マスキングテープで目印をつけた写真
    マスキングテープで目印をつけると失敗が少ない
    穴がまっすぐになるようゆっくり開けている写真
    穴がまっすぐになるようゆっくり開けていく
    穴が開いた状態の写真
    写真のように穴があけばOK

    ちなみに、木くずはハンディークリーナーがあると便利。他にも、大きな掃除機を出してくるのは面倒だけど、細かいチリがあって掃除機かけたいときにもすぐ使えるので、私はデスクの近くにスタンバイさせています。

    ハンディークリーナーの写真
    ハンディクリーナーはいざという時に便利

    鬼目ナットはねじ山サイズM6の長さ19mmのものを用意しました。用意した天板の厚みが30mmなので19mmでも余裕があります。もし20mmの厚さならもう少し短いサイズの鬼目ナットをとりつけます。

    鬼目ナットの写真
    かなでもののデスク脚には鬼目ナット8個 x 2脚 = 16個必要

    鬼目ナットに木工用ボンドをつけて、六角レンチで回しながら穴にとりつけていきます。

    鬼目ナットに木工用ボンドがついた状態の写真
    鬼目ナットに木工用ボンドを1周させる
    六角レンチで固定している写真
    六角レンチで固定
    鬼目ナットをとりつけた状態の写真
    段差ないように取りつけるときれいにおさまる

    全部の箇所に鬼目ナットをつけ終えたら、デスク脚をとりつけます。

    デスク脚をとりつけた写真
  4. デスク表面のサンディング1回目

    デスク脚がついた状態でデスク天板を上に向けた写真
    デスク脚がついた状態でのサンディングはやりやすい

    デスク脚をつけたらデスク表面を上にして、裏面同様ハンドサンダーを使ってサンディングしていきます。

  5. デスク表面のワトコオイル1回目

    1回目のワトコオイルの写真
    ワトコオイルは薄くまんべんなく塗る

    サンディングが終わったら、ウェスで丁寧に拭きとり、デスク表面のワトコオイル1回目。全体に薄く塗ります。
    塗り終わったら、30分ほどおきワトコオイルを浸透させます。

    ワトコオイル1回目を塗り終えた写真
    ムラがないように注意

    浸透後、ウエスを使って表面に残ったワトコオイルを拭きとっていきます。

    ウェスで拭きとっている写真
    ゴム手袋があると手が汚れないので便利
    拭き取ったあとのウェスの写真
    ウェス三枚使用して、色移りが少なくなるまで拭きとった

    ウエスで拭きとったあと、1時間ほど乾燥させます。

  6. デスク表面のワトコオイルで塗装し、ウェット研磨(に2回目)

    2回目のワトコオイル塗布後の写真
    に2回目のワトコオイル。落ち着いた色に

    乾燥させたあと、に2回目のワトコオイルを薄く乾かないよう手早く塗っていきます。

    乾かないように素早くワトコオイルを塗布している写真
    に2回目のワトコオイルは乾かないよう手早く塗装する

    に2回目のワトコオイルを1通り塗り終えたら、乾く前に耐水サンドペーパーでウエット研磨していきます。ウエット研磨をすることで木材の繊維の隙間に木くずが入り込むことにより、滑らかでしっとりとした質感を出すことができます。

    ウェット研磨を説明する写真
    ウエット研磨は多少力が必要
    ウェット研磨の注意点の写真
    たまにかたまりのようなムラができるのできれいに伸ばした方がいい
    サンドペーパー使用後の写真
    サンドペーパーはすぐツルツルになるので3〜4枚用意

     

    全体をウエット研磨したら、ウェスでふきとり乾燥させます。

    ウェスで拭き終えた状態の写真
    に2回目の拭きとり。にじみが薄くなるまで拭き上げた

    乾燥途中に天板の中に染み込んだワトコオイルがにじみ出してくることが何度かあったので、都度ウェスで拭きとります。完全に乾ききるまで2日くらいかかりました(5月の暖かくなり初めの時期)。

    木目からワトコオイルがにじみ出てくる写真
    木目からワトコオイルがにじみ出てくる
    都度ウェスで拭きとる
  7. デスク完成

    完全に乾燥すれば自作デスクDIYは完了です。

    しっとり質感になったデスクの写真
    しっとり質感。シルクのような肌触りに
    集成材の特徴を示す写真
    場所によって色がかわるのが集成材の特徴
    デスクワークスペースの写真
    デスクワークスペース
    写真撮影スペースの写真
    写真撮影スペース
    広いデスクの写真
    デスクワークと撮影がシームレスで移行できる

これでオリジナルデスクの土台は用意できました。次回は、デスク周りのガジェットや配線方法について紹介していきます。

紹介したものまとめ